ボブでございます。
昨日、ボブの350SX-Fを親分にチェックしてもらった所、
「ステムベアリング見といた方がいいんじゃねえか?」
とのことだったので、作業を教えてもらいながらやってみました。
けっこう新規のお客様のバイクを整備していると、ここのグリスがカラカラだったりジャリジャリだったりするのですね。
ここは放置しとくとエラいことになるのでぜひぜひマメにやってあげましょう。
さてさて、まずはタイヤを外して、フォークを抜いて。。。と、フロント回りをバラして行きます。
親分が写真を撮ってくれるのでちょっとキンチョーです。
トップブリッジをハンドルごと外しまして。。。
親分「まぁ〜だぁ〜?」
ボブ「はいっ急ぎま(ガツッ)あ痛って!」
親分「急ぐのと雑にやるのは違うのですねぇ〜」
おけつを工具箱にぶつけました。。。
アンダーブラケットが外れて、やっとこベアリングとご対面です。
思ったよりはきれいでしたが、グリスが流れちゃってます。
せっかく開けたので古いグリスを洗い流して新しいグリスを詰めてあげます。
このグリスが流れ切っちゃうと異物が噛んだりしてベアリング、しまいにゃレースの方まで痛んじゃいます。
そうなると直すのに高くつきますし、なにせ乗ってて気持ちよくないと思うのです。
ハンドル切ってゴリゴリ言ってるバイクなんてヤですもんね。
洗浄中。。。
キレイに見えるとはいえ、若干ジャリジャリしてます。
しっかり古いグリスを洗い流します。
ベアリングに耐水グリスを詰め込んでいきます。
このグリスちゃんのおかげでベアリングが錆びずにいい動きをしてくれるのですね。
さらに異物の侵入から部品を守ってくれたり、グリスは働き者なのです。
愛情を込めて詰め込んで行きます。
グリスを詰めたらトップブリッジをくっつけます。
アンダーブラケットはおなかで押さえてます。
出っ腹もたまには役に立つのです。
後はフォーク、ホイールやブレーキをくっつけて完成です。
フォークを付けるときのトルク管理や、ホイールを付ける時の手順などちゃんと守ってやりましょう。
いやはや、けっこう大変でした。
今日はけっこう長くなっちゃいましたが、コレでも結構はしょって書いています。
ちなみに、KTMの新車ではここにグリスがあんまり入っていないのですね。。。
ここはグリスがスキマ無く入っていた方がいいのですが、新車のを開けてみるとなんだか一カ所にドベッと塗ってあるだけだったり。
馬力屋で販売するオフロードモデルは全てここのグリスは詰め直してご納車しています。
メーカーによってはグリスすら入ってないことがあるらしいですね。
KTMは入ってるだけいい。。。のか?(笑)
最近はちょっと改善されて来て、けっこうベアリング全周に塗ってあるのですが、「詰め込まれて」はいません。
新車から乗りっぱなしの方、大丈夫ですか?
不安になったら馬力屋へどうぞ!
ボブでした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
コメントをお書きください
200duke (金曜日, 05 9月 2014 14:25)
不安になりました。
ボブ (金曜日, 05 9月 2014 20:53)
200duke様
コメントありがとうございます。
今、ハンドルの切れや乗っている時の感覚など、違和感はありますか?
もし違和感があるようであれば点検、それに応じた整備をお勧めします。
もしよろしければ、ご予約の上ご来店下さい。