ボブでございます。
関東もどうやら梅雨入りですね。
いやはや、バイク乗りにはつらい季節ですね。
さてさて、タイトルのLC4です。
現在はKTMストリートモデルの代名詞となっているLC4ですが、もともとの成り立ちはモトクロス&エンデューロ用に開発されたエンジンだったのですね。
ボブ、オベンキョーがてらちょっと調べてみました。
1987年に開発されたLC4エンジン。
もともとはこういったエンデュランサーやモトクロッサーに搭載される事を前提に開発されたエンジンです。
さすがにこのくらいの年式になるとボブも見た事ないです(笑)
そして1994年春にこのLC4とKTMの転換期が訪れます。
Dukeの誕生です!
当時の開発陣は「軽さこそがアドバンテージだ!」というスローガンを掲げ、軽く、パワフルなLC4を搭載したストリートマシンDukeを開発しました。
コイツが初代Dukeです。
モタードよりももっとロード寄りに、という位置づけのマシンだったのですね。
見た目も大分オフ車っぽいですね。
ストリート用にバランサーを備え、吸排気を絞ってもなおかなり刺激的なバイクだったようですね。
そしてDukeⅡに進化。
ここでLC4は625ccにスープアップされます。
まだまだ特性はレーシーなエンジンだったようです。
しかし、アルミ鍛造ホイールを履いてみたりだんだんオンロードモデルらしさを主張するようになってきました。
このモデルになると見慣れた感じですね。
車名も690Dukeに。
エンジンはさらにスープアップされ、654ccになりました。
このモデルチェンジからかなりDukeは洗練された物になりましたね。
オフロードモデルライクなフレーム形状からトレリスフレームに進化し、エンジンも刺激を残しながらも振動などを低減し、ストリートモデルらしくなってきました。
そして12年のモデルチェンジでモタード色が払拭され、ネイキッドバイクらしいデザインに生まれ変わります。
エンジンは車名通りの690ccになり、さらにツインプラグ化されます。
ココまで来るとLC4も円熟の域ですね。
トルクフルでハイパワーな性能はそのままに振動やフィーリングなど実に洗練されています。
まるで4気筒マルチのような振動の少なさとビッグシングルならではのピックアップやトルク。
ボブが乗った限り街乗りも快適ですし、ヘルメットの中で笑っちゃう位サーキットでも軽快で楽しいバイクでした。
LC4とDuke、掘り返してみるとけっこう歴史のあるバイクなのですね。
KTMは同型でも毎年のようにマイナーチェンジを繰り返しているので、その歴史も濃密な物になるのです。
現行型の690Dukeは軽く、ちょうどいいハイパワーで洗練されたバイクになってきました。
ぜひ一度ご体感頂きたいバイクの筆頭です。
買う、買わないは置いといて、試乗会など乗れる機会にぜひご体感ください!!
ボブでした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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