1050アドベンチャー。

ボブでございます。


昨日は新型のアドベンチャーモデルのディーラー試乗会でした。


いっぱい書きたい事があるので、何回かに分けて行きます。


見た目はそっくりですが、それぞれに個性を持たせて作ってあります。

さてさて、噂の1050アドベンチャー。


150万円という比較的手頃な価格ながら、コンバインドABSやトラクションコントロール、エンジンの特製を変えられるドライブモードといった様々な電子デバイスや装備を兄貴分の1190アドベンチャーから継承したアドベンチャーブラザーズの末弟。


低めのシート高と軽量さがうたい文句でしたね。


今回はアクラポビッチのサイレンサーが入ったパワーパーツ装備車も試乗する事が出来ました。


ボブが不安だったのは兄貴分に対してかなり落ちる95hpというピークパワー。


「KTMアドベンチャーらしい豪快かつ軽快な走りがこのパワーで実現できるのか?」


という点でした。


さて、どうだったのかといいますと。。。

心配は完全に杞憂でした(笑)


兄貴分の1190がピークパワーを9,500rpmで発生させるのに対し、1050は6,200rpmという低い回転数で発生させる事が出来るのです。


しかもそこまでのパワーカーブは1190と同じなのです。


考えても見れば150hpなんてとんでもないパワーを使う事なんてそうそうない訳で、エンジンパワーに関してはコレで十分、いや、十分以上に楽しめると思います。

そして感動的だったのがアクラのスリップオン。


「カッコいいけど、カッコだけでしょ?なんて思ってましたがとんでもない!


一般的にマフラーを替えると抜けが良くなってピークパワーが上がるイメージでしたが、コイツは定価移転域が素晴らしくなりました。


STDだと3,000くらい回してないとちょっとガコガコ言うんですけど、アクラ入れると1,500位からスムーズになります。


コレはホントびっくりしました。


そもそもどのアドベンチャーも3,000以下はゴトゴト言うのです。


まあ、ゴトゴト言っててもバイクはガクンガクンしないので、そこからアクセルを開けて行ってもちょっとブツブツ文句言いながら(笑)加速してってくれます。


「まあいいけどさあ。。。ギア操作サボんなよなあ。。。」って感じですかね。


アクラを入れると文句言わなくなります。


これ、街乗りではすごいいいですね。

足回りについても価格を考えれば十分合格点だと思います。


1190と比べれば粗は見えてきますけど、例えば同クラスの他車と比べてもまず見劣りする事はないと思います。


ゼイタクを言えばダンピング調整があれば良かったですけど、価格とついている装備を考えれば十分以上の出来だと思います


ただ、足付きは思った程良くはなかったですね。


170cmくらいの身長がある方なら普通に乗れちゃうと思いますが、不安であればローダウンもアリだと思います。

まとめると、


  • 必要十分+αなパワー
  • 価格の割に豪華な装備


っていうのが1050アドベンチャーのポイントかな、と。


ありがちな装備を簡略化しただけの廉価版って感じではないです。


個人的にはあともうちょっと外見の質感が良かったらなー、なんて思ったんですけど、価格を考えればこんなもんかな、と。


もっと突っ込んだ話はぜひ店頭でボブから聞いて下さい。


まだまだお伝えしたい事がいっぱいあるのです!

オマケ


展示されていた450Rally。


集まったディーラーも新型そっちのけでこっちに釘付けでした(笑)


ああ、やっぱかっこええ。。。


っていうか、ナンバー取れるんですね、コレ。


お値段350マンエン。。。カーボンまみれなのに意外にお手頃です。


どなたかいかがでしょう。


ボブでした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!